・キーワード選定ってなに?
・キーワード選定ってどうすればいいの?
OK!キーワード選定の方法について説明していくね!
収益化を目指し、検索流入をあげるにはキーワード選定が必須作業。
なぜなら検索ページの上位に表示されないと、クリックされず、訪問者が増えないから。
初心者にとって、キーワード選定は難しいものがあります。
本記事ではキーワードを意識してこなかった方やキーワード選定を行いたいけどイマイチ分からない方に向けキーワード選定の方法とコツをお伝えします。
ロングテールキーワードを狙う
- キーワード選定の方法について
- キーワード選定のコツについて
【難しい!】キーワード選定とは?目的は?
「ユーザーがどんなキーワードで検索するのか」「そのキーワードでサイトが上位表示できる可能性があるか」を考え、戦略的にキーワードを決めること。
記事タイトルを何も考えずに決めてしまうと、検索上位に表示される可能性は低くなり、検索流入(PV数)を増やすことができません。
海外のSEO調査会社であるseoClarityが公開した2021年11月の検索順位別クリック率データ(日本)が以下になります。
検索順位 | (2020年)クリック率 | (2021年)クリック率 |
---|---|---|
1位 | 28.5% | 13.94% |
2位 | 15.7% | 7.52% |
3位 | 11.0% | 4.68% |
4位 | 8.0% | 3.91% |
5位 | 7.2% | 2.98% |
6位 | 5.1% | 2.42% |
7位 | 4.0% | 2.06% |
8位 | 3.2% | 1.78% |
9位 | 2.8% | 1.46% |
10位 | 2.5% | 1.32% |
ご覧の通り、2021年の最新データでも検索ページの1位のクリック率は約14%となっており、順位が落ちるごとにクリック率も落ちていく傾向となってます。
いかに上位表示させられるかがポイントだね!
またキーワード選定を行うことで以下のような事象が起きにくくなります。
- 競合が強過ぎて上位表示させることができない
- 上位表示できても誰も検索しない
- サイト内での重複記事の存在
キーワード選定の失敗例
ブログ初心者のキーワード選定で陥りがちな失敗例として、
- 月間検索ボリュームが少ない
- 検索ページ上位は企業サイトばかり
月間検索ボリュームが少ない
キーワード選定で重要な月間の検索回数のこと。
選定方法については後述しますが、選定したキーワードの検索ボリュームが限りなく0のワードを狙っても意味がありません。
誰も検索してくれず、PV数に繋がらない
検索ボリュームを知る方法として、Googleキーワードプランナーがあるので活用しましょう。
キーワードプランナーの登録方法は、【2022年】無料で利用可能!キーワードプランナーの登録方法で紹介しています。
検索ページ上位は企業サイトばかり
検索ページの上位に表示されるコンテンツが企業サイトばかりの場合、個人ブロガーが入り込む余地はないと考えましょう。
信頼性や専門性が高い記事が検索ページ上位に入る傾向がありますので、
- 大手企業サイト
- 公的機関
などが、上位を占めているキーワードは選ばないようにしましょう。
例えば、「転職」というキーワードで検索すると検索表示の1ページ目には転職大手企業ばかりが表示されています。
これだと上位表示は難しい…
キーワード選定したら必ず自分で検索し、確認することが大切です。
【難しいと感じる人へ】キーワード選定のコツ
前述したキーワード設定の意味や失敗例を踏まえ、初心者向けにキーワード選定のコツをご紹介していきます。
- ロングテールキーワードを狙う
- 月間検索ボリュームは100~1,000回程度
ロングテールキーワードを狙う
キーワードを選定する時に大切なのが検索語句3つ以上の組み合わせ「ロングテールキーワード」を狙っていくことです。
- ビッグキーワード
-
- 月間検索ボリューム10,000回以上
- 検索語句1~2語
- ミドルキーワード
-
- 月間検索ボリューム1,000回以上
- 検索語句2語
- ロングテールキーワード
-
- 月間検索ボリューム1,000回未満
- 検索語句3語以上
ロングテールキーワードは検索数も少ないですが、競合サイトも少ない可能性があるため、上位表示が狙いやすいことがあります。
月間検索ボリューム数は100~1,000
ブログ初心者は月間検索ボリューム100~1,000回のロングテールキーワードがおすすめ!
失敗例でお伝えしましたが、月間検索ボリュームが0に近いと上位表示されても、流入は期待できません。
また検索ボリュームが10,000回以上のビッグキーワードで上位表示させるのは至難の業ですので、初心者におすすめしません。
【難しいと感じる人へ】キーワード選定の方法
ここからは初心者向けにキーワード選定の私の手法を紹介していきます。
- メインキーワードを決める
- 関連キーワードを探す
- 検索ボリューム数の確認
- 競合サイトの調査
- キーワード決定
①メインキーワードを決める
自ブログや伝えたい記事に合ったキーワードを始めに決めます。
この時点ではビッグキーワードと呼ばれる検索ボリューム数10,000回以上のキーワードで問題ありません。
例)転職、脱毛、ブログ、引っ越しなど
②関連キーワードを探す
先ほど、初心者はロングテールキーワードを狙っていこうとお伝えしましたが、メインキーワードを決めたあとに付随する関連キーワードを探し、ロングテールキーワードを見つけていきます。
Googleで検索する時にビッグキーワードの後ろに続けて2つ目、3つ目と入力するキーワードのこと。
例)転職 サイト おすすめ
関連キーワードを探す方法は、
- キーワードプランナー
- ラッコキーワード
- 検索サジェスト(検索窓に出てくる候補一覧)
上記3つは無料で使え簡単に検索できるのでおすすめです。
ラッコキーワードの使い方は、ラッコキーワードの使い方と検索ボリュームの調べ方【有料プランと比較】で紹介しています。
関連キーワードをなるべく多く探し、ロングテールキーワードを複数用意しましょう!
③検索ボリューム数の確認
キーワード選定を行い、「ロングテールキーワード」をいくつか決めたら一度、検索ボリューム数がどのくらいあるのかを調べる必要があります。
検索ボリューム数が0に近い場合などは、記事を作成してもGoogle検索からの流入はあまり見込めませんのでキーワードを再検討する必要が出てきます。
キーワードプランナーの月間平均検索ボリュームを目安にし、100~1,000の間であれば候補として残しておきましょう。
④競合サイトの調査
ロングテールキーワードを決め、検索数を確認したあとは、実際にGoogle検索を行っていきます。
自身が候補として決めたロングテールキーワードで検索表示された上位サイトの強さを知るためです。
検索した上位記事が、
- 大手企業サイト
- 公的機関サイト
- 有名ブロガー
などであれば、記事作成を思いとどまる必要もあります。…SEO戦略では勝てません。
逆に個人ブロガーや内容が伴っておらず、勝てそうと思えば挑戦しましょう!
⑤記事公開後は検索順位をチェック
記事が検索ページの何番目に表示されているか、把握しましょう
検索順位によっては記事のリライトをする必要があるからです!
しかし、Google検索して毎回探すわけにもいきません…
私はRank TrackerとNobilista という検索順位チェックツールを活用し、日々全ての記事の検索順位をチェックし把握しています。
有料ですが、本気で収益化を目指していこうと考えている方にとっては必須ツールです。
【まとめ】キーワード選定ができると検索上位表示が可能
今回お伝えした以下のコツを参考にし、キーワード選定を行えば、検索上位表示の可能性が高まるのは間違いありません。
- ロングテールキーワードを狙う
- 検索ボリュームは100~1,000
- 検索上位の記事を確認
- 企業サイトが多い場合は撤退も考える
実際にキーワード選定を行うのはハードルが高く難しいです。
20~30記事書いていくと少しずつキーワード選定について分かってくると思うので、そこからでも遅くはありません。
意識しながら少しずつ取り組んでいき、キーワード選定の方法を覚えていきましょう!
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