・リライトって良く聞くけど、具体的に何すればいいの?
・記事数も多いし、効率良くリライトする方法はあるの?
同じような悩みを抱えているブロガーさんも多いのではないでしょうか?
私自身も最初は、リライト方法や効率的なやり方が分からず四苦八苦していたことがありました…
リライトとは、過去に公開した記事を手直しし、より良い内容にすることを言います。
本記事では上記悩みを解決すべく、私が実際に行っているリライトのやり方をお伝えしていきます!
リライトは
効果的・効率的に行っていこう
- リライトの効率化は優先順位決めとリライト方法にあり!
- リライト初期は手抜きリライトでOK
- 必ず検索順位が上がるわけではない
リライトのやり方は2つの観点から考える
リライトにはユーザー満足度向上のためのリライトとSEO的な視点を持ったリライトがあると考えています。
それぞれリライトのやり方も変わってきますので、どちらを中心に行うのか決めることも大切です!
ユーザー満足度向上のための視点
過去記事は、情報が古くなっていたり、不足していることが多々あります。また、ブログ開設当初に作成した記事は、誤字脱字や記事の組み立て方が甘いことがあります。
ユーザー満足度向上のためのリライトでは、
- 古い情報はないか
- 情報に不足があるか
- 誤字脱字
- 記事の組み立て方
について、確認していき進めていきましょう!
②の情報不足の有無は、紹介している商品・サービスの公式サイトを参考に付け足していくことをおすすめします。
また記事の組み立て方については、以下参考にしてみてください。
SEO的な視点
SEO的な視点では、「検索順位を上げ、検索流入からの訪問を増やす」ためのリライトを行っていきます。
ユーザー満足度向上のためのリライトを行っていけば、検索順位も上がっていく可能性はありますが、より効果的に上げていく方法を後述していきます。
今回は、主にSEO的な視点を持ったリライトについてお話していきます!
リライトの効率化は「優先順位決め」
記事数が多くなると、リライトするのにも時間が掛かりますので、効果が期待できそうな記事から順番にリライトしていきます。
優先順位の決め方は検索順位を目安に行っていきます。
- 検索順位11位~20位以内の記事
- 検索順位21位~50位以内の記事
- 検索順位10位以内の記事
※前提として、投稿してから3か月以上経過している記事が対象です。
①検索順位11〜20位以内の記事
11〜20位の間にいる記事はGoogleから一定の評価を得られており、上位表示される可能性がある位置にいるので、リライト効果が1番あります。
- 上位記事と比較し、不足情報がないか
- タイトルとメタディスクリプションの変更
- 見出しの変更を検討
などの対策をおこなってきます。
この順位にある記事を最優先でリライトしていきましょう!
②検索順位21〜50位以内の記事
この順位にいる記事も最低限Googleからの評価を得られておりますので、リライトする価値ありと考えて大丈夫です。
- 上位記事を参考に構成を考える
- 検索意図への回答が正しいか考える
50位以下の場合は、大きく内容を変えていく必要がありますので検索意図やタイトルや見出し、記事構成を見直してみる必要があります。
③検索順位10位以内の記事
10位以内の記事は、基本的に抜いたり、抜かれたりを繰り返しながらコツコツを順位をあげていくことになります。
- 最新情報の追加
- 滞在時間を伸ばすための工夫
などの対策を行っていきましょう!
ポイントは、リライトを行ってしまうと、順位が下がる可能性もあるので、「リライトしない」という選択もあることを覚えておきましょう。
検索順位の確認方法
ブログ記事の検索順位は、ツールを使ってチェックしましょう。
当ブログでは、Nobilista を利用しており、検索順位とリライト効果を正しく計測できます。
Nobilistaには7日間お試しできる期間もありますので、ぜひ利用してみてください。
>Nobilistaの特徴と登録方法について
リライト初期におすすめ!最短10分「手抜きリライト」のやり方
「手抜きリライト」は本記事を書きながら思いついたワードですが、あまりポジティブなワードではないですね…
でも気に入っているので、使っていきます!
- サーチコンソールでクエリを見つける
- 検索ボリュームの確認
- クエリを使った上位記事競合調査
- クエリに適したタイトル・見出しの変更
- メタディスクリプションの内容変更
- 内部リンクの追加
- サーチコンソールでインデックス依頼
特に検索順位11〜20位の間にいる記事におすすめです!
サーチコンソールでのクエリの見つけ方
ますは記事がどんなクエリ(キーワード)で検索されているかを調べる必要があります。
サーチコンソールを活用していきましょう。
「28日間」でフィルタを掛け、「+新規」をクリックし、「ページ」項目に調べたい記事のURLを貼り付け、検索しましょう。
詳しい調べ方については、サーチコンソールの基本機能と活用方法についてをご確認ください!
クエリを調べることにより、自分が狙っていないキーワードでの流入キーワードが分かるようになります。自分の想像以上に他のクエリで検索流入で入ってくることもあり、お宝キーワードを見つけることもできるかもしれません!
検索ボリュームの確認と競合調査
サーチコンソールで自分が想定していない、クリックや表示回数が多いクエリを見つけた場合には、
- 検索ボリューム確認
- Googleでクエリを検索し、競合調査
実際にクエリで検索してみて、上位記事を確認し、勝てるかどうか判断してください。
判断のポイントは、検索結果の表示1ページ目に
- 企業サイトが上位を占めていないか
- 個人ブログの記事内容の充実度はどうか
を確認し、勝てると判断した場合にはクエリを記事内に入れていきます。
タイトル・見出し・メタディスクリプションの変更
勝てると判断したクエリをタイトル・見出し・メタディスクリプションに入れていきますが、ポイントとしては自然な文言・文章になるように作ることです。
とってつけたような追加方法だと、ユーザー満足度を損ねることになってしまいます。
内部リンク追加とインデックス登録依頼
タイトルなどへの追加が終わったあとは、内部リンクを適宜追加していきましょう。
関連した記事がある場合、内部リンクで記事同士を繋いであげることで、ユーザーの回遊率も向上し、Googleの評価も向上します。
過去に公開した記事に、新しい記事の内部リンクを設置し忘れていることが多々ありますので、しっかり確認しましょう!
これで「手抜きリライト」完了です!お疲れさまでした!
リライト完了後は、サーチコンソールのインデックス登録依頼を行い、Googleにリライトが完了したことを伝えてあげることも忘れずに!
文章にすると難しそうに思えますが、慣れると1記事10分程度で出来ちゃいます。
【まとめ】リライトは上手く行かない場合もある
リライトについてお伝えしてきましたが、簡単にまとめると
- リライトする記事の優先順位付け
- お宝キーワードを探す
- お宝キーワードを記事内に追加
- 内部リンクの設定とインデックス登録を行う
また補足ですが、リライト後の順位変動には少し時間が掛かりますし、必ず順位が上がるわけではありません。
順位が落ちてしまった場合には、1ヶ月程度様子を見て、変動がなければもう一度リライトを行っていきましょう!
今回はサクッとできるリライト方法についてでした!
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